港区女子。どうも鼻持ちならない言葉の響き。プライド高そうだし。美意識高そうだし。どうせ僕なんて…。だけど、心の奥底ではどこか羨望のまなざしを向けている。
この仮想現実内で僕はイケメンで社長。港区女子にモテまくり。先日、会員制バーで出会った港区女子の一人、瑠璃るりかと再会。
ピチピチ社会人一年目。ガッツリ胸元の開いた赤いドレス。若さ全開。年を追うごとに若い娘にモテるようになり、それと共に若い娘に興味を失っていた。
でもるりかだけは違うかも。なんというか擦れてない。「いろいろ教えてあげる」そんな言葉恥ずかしげもなく言える自分はやっぱりオッサンだと気づいた夜。
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<バイノーラル録音作品>